=の書き間違いは小学校にまでさかのぼる。
2+3=5+2=7+3=10 などと書く小学生も少なくはないだろう。 この=の使い方は数学的に(算数的にも)間違っている。 面倒でも 2+3=5 5+2=7 7+3=10 と書くべきである。ところが、このように書く生徒は計算自体もそのものも苦手なことが多いので計算があっていたごほうびに正解としてしまう小学校の教師も多いのではないか?ここはしっかり小学生のうちから徹底して欲しいと思うところだ。 ところで、上記の書き方は純粋数学から離れてみれば必ずしも間違いではないらしい。たとえば、FORTRANなどのプログラム言語では N=N+1 などと表記することがある。これは=を両辺が等しいことを表す記号である等号と考えると理解できない式である。この場合の=は代入の意味があるのだ。=の記号よりも←で次のように書いたほうがわかりやすいだろう。 N←N+1 右辺のものを左辺に代入するという意味である。
by mathedu
| 2006-07-16 08:32
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